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東京都立大学オープンユニバーシティ

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【2231G109】 【高校生専用申込ページ】大人のためのパンダ学講座

受付終了

実施日 2022/10/08 ~ 2022/11/26 曜日
時間 13:00 ~ 14:30 定員 30名
キャンパス オンライン 教室
受講料
0円 (入会金不要) 単位 0 単位

講座の説明

東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン スペシャル講座を開講しています。オンラインならではの特性を活かし、全国の研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。今回は、子どもから大人まで愛されている「ジャイアントパンダ」をテーマに、子ども向けと大人向けの2講座をお届けします。
※ 本講座は、東京都恩賜上野動物園、日本パンダ保護協会、本学オープンユニバーシティとの共催講座です。

1972(昭和47)年、日中国交正常化を記念してジャイアントパンダが日本に贈られ、人気者となりました。その来日から数えて50年目に当たる2022年は節目の年です。今でも子どもからお年寄りまで人気のあるジャイアントパンダ、その人気の理由は何にあるのでしょうか。また、どのような動物なのでしょうか。こうした興味は尽きません。
本講座は、ジャイアントパンダについて、その魅力を伝えるとともに、さまざまな視点から捉え、我々にとっての存在の意味を考える機会とするものです。講座は、中学生以下とその保護者を対象にする講座と高校生及び成人以上の方を対象にする講座の2つをご用意しました。
各講座に登壇する講師は、いずれも各分野の専門家、またジャイアントパンダに深く関わっている方々です。各講師の専門的な立場からアプローチしてジャイアントパンダの不思議をひもといていきます。是非、本講座を機会にジャイアントパンダの人を惹きつける力を再発見してください。

※ なお、中学生以下とその保護者向けの講座は、【講座コード:2231G107】、講座名:「子どもたちへのパンダからのメッセージ 」となります。

■上野動物園 関連情報のご紹介
上野動物園ホームページ
ジャイアントパンダ情報サイト「UENO-PANDA.JP」
「パンダムービー」(東京ズーネットYouTubeチャンネル)
上野動物園Twitter

■日本パンダ保護協会 関連情報のご紹介
日本パンダ保護協会ホームページ
日本パンダ保護協会公式Twitter

講座スケジュール

実施日 講座内容 担当講師
1 2022/10/08(土) パンダと日本人
日本にパンダが来て50年になります。来日当初から人気を集め、今日に至るまで多くの日本人に親しまれています。カワイイという言葉で象徴されるように、いわばアイドルともなったパンダとは、私たちにとってどのような意味を持っているのでしょうか。また、どうしてそういう存在になったのでしょうか。日本に来てからの経緯、また動物としてのパンダの特徴などを検討することによって、日本社会の中でのパンダの位置を考えていきます。
土居 利光
2 2022/10/15(土) パンダの死体はよみがえる
パンダの体の進化を探ろう。猛獣として進化してきたクマの仲間であるにもかかわらず、器用に食べ物を把握する手の仕組がどのように進化してきたかを見てみたい。とはいっても、時間を遡って進化を実験的に再現することは不可能である。だから、目の前に生じたパンダの死体を解剖して、そこに残された進化の痕跡を見つける方法をとってみよう。それは、パンダのみならず、生物進化に迫る最も有力な研究手法の一つなのである。
*この回は、ライブ配信のみ。アーカイブ配信は実施しません。
遠藤 秀紀
3 2022/10/22(土) パンダのくらしを見る
中国に生息する白黒模様の竹を食べる可愛らしい動物。これが多くの人が思い浮かべるパンダの姿だと思います。一方で、過酷な野生環境を生き抜き、生物学的にとても興味深い能力を獲得してきた動物、という側面についてはあまり知られていません。パンダの生存戦略としての特徴は何なのか、さらにパンダが生息し続ける環境を残すために、我々は何をしていくのか。飼育下やフィールドでの調査で得られた知見を交えて考えていきます。
廣田 敦司
4 2022/10/29(土) 中国の古文献にパンダの姿を求めて
西洋近代科学の世界において、パンダは1869年に中国の四川で“発見”されました。しかし、それ以前に人とパンダとの接触がまったくなかったとも思えません。山中に脈々とその命をつないできたパンダの姿をむかしの人々はどのように見ていたのでしょうか。その姿を記録した人はいるのでしょうか。この時間は、中国の古い文献に果たしてパンダは記されているのか、時間の許す限り探っていこうと思います。
荒木 達雄
5 2022/11/05(土) パンダは地域も元気にする
上野動物園の回遊行動調査に基づいて、パンダに関連した園内の人の流れを説明するとともに、動物園のパンダ観光が地域における人の流れにどのような影響を及ぼしてきたのか検討する。さらに、パンダによって上野の地域全体を元気にする方策を考える。具体的には、パンダによってもたらされた観光客を上野の杜から上野の下町商店街にどのようにして引き入れるのかを考える。
菊地 俊夫
6 2022/11/12(土) パンダはなぜかわいいのか
ジャイアントパンダは、いつの時代でも、また世界のどの地域でも人気のある野生動物です。人間を魅了するパンダは人々を動物園に引き付け、また、人間社会はパンダを大切に守ってきました。そのような「カワイイ」パンダについて、その体形、行動、しぐさといった生物的な特徴だけでなく、人間社会におけるパンダの歴史や、人とパンダの関係性の視点から考えます。
矢ケ﨑 太洋
7 2022/11/19(土) パンダと中国外交
パンダはその可愛さが原因で、たびたび政治・外交問題に巻き込まれてきた動物でもあります。これまでの歴史の中で、国際社会はパンダをどのように扱い、中国は国際的なパンダ人気をどのように活用してきたのでしょうか。また、日中関係のなかでパンダはどのような役割を果たしてきたのでしょうか。本講座ではこれらの問題について考えていきます。
家永 真幸
8 2022/11/26(土) 中国での取組み
中国におけるパンダの飼育や研究は1950年代に始まり、一定の成果をあげてきました。しかし、こうした取組みについては、日本ではあまり知られていません。この講座では、中国におけるこれまでパンダへの取組みの経緯を概説するとともに、保護・繁殖・研究を実際に行っている基地と呼ばれる施設の概要を紹介します。また、野生のパンダを守るために中国ジャイアントパンダ保護研究センターが行っている野生復帰事業も紹介します。
張 和民
斉 鳴

備考

■概 要:主に大人向けの内容として、様々な専門分野の観点からの話題と基礎的な知見などパンダの社会的な意義について学びます。

【パンダの名前】
学 名 Ailuropoda melanoleuca
分 類 哺乳綱食肉目クマ科
パンダの名前
大熊猫、Giant Panda、ジャイアントパンダ

※高校生の参加は無料です。8回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
※ライブ配信とアーカイブ(録画・見逃し:7日間)配信を実施。ただし、第2回目はライブ配信のみです。

講師

土居 利光(どい としみつ)
日本パンダ保護協会 会長、前東京都恩賜上野動物園 園長

【プロフィール】
東京都庁入庁後、東京都環境局生態系保全担当、多摩動物公園園長などを経て、2011年に上野動物園園長に就任、17年まで務めた。現在は日本パンダ保護協会会長。

遠藤 秀紀(えんどう ひでき)
東京大学総合研究博物館 教授

【プロフィール】
1991年東京大学農学部獣医学科卒業。1996年博士(獣医学)取得。1992年~2005年国立科学博物館動物研究部研究官、2005年~2008年京都大学霊長類研究所教授、2008年より東京大学総合研究博物館教授。

廣田 敦司(ひろた あつし)
東京都建設局公園緑地部計画課動物園担当 課長代理

【プロフィール】
2012 年 04 月~東京都総務局大島公園事務所
2014 年 04 月~恩賜上野動物園飼育展示課
2021 年 04 月~東京都建設局公園緑地部計画課

荒木 達雄(あらき たつお)
東京大学附属図書館 アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門 特任研究員

【プロフィール】
2002年 東京大学文学部言語文化学科卒業
2003年-2005年 南京大学海外教育学院留学
2007年 東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻修士課程修了(修士[文学])
2007年-2013年 山梨大学、大東文化大学、東洋大学、明星大学などにて非常勤講師
2013年‐2014年 中央研究院(台湾)留学
2014年‐2015年 国家図書館(台湾)漢学研究中心研究員
2015年 中央研究院(台湾)訪問研究員
2016年 東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻博士課程単位取得退学
2016年-2019年 台北、台南、新竹などにて日本語講師
2018年 東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻博士課程修了(博士[文学])
2019年 – 現職

菊地 俊夫(きくち としお)
東京都立大学 プレミアム・カレッジ 特任教授

【プロフィール】
理学博士。
筑波大学大学院博士課程地球科学研究科修了。東京都立大学都市環境学部教授を経て、東京都立大学名誉教授。現在は東京都立大学大学教育センター特任教授。専門は地理学(農業・農村地理学、観光地理学)、および自然ツーリズム学。主な著書は、『ツーリズムの地理学』(二宮書店)、『自然ツーリズム学』(朝倉書店)、『フードツーリズムのすすめ』(フレグランスジャーナル社)など多数。

菊地 俊夫

矢ケ﨑 太洋(やがさき たいよう)
兵庫県立大学 地域資源マネジメント研究科 講師

【プロフィール】
2020年4月- 2021年3月 東京都立大学 都市環境学部 都市環境学科自然・文化ツーリズムコース 特任助教
2021年4月 - 現在 兵庫県立大学 地域資源マネジメント研究科 講師

家永 真幸(いえなが まさき)
東京女子大学 現代教養学部 准教授

【プロフィール】
専門はアジア国際関係論、中国政治外交史、国際文化論、台湾問題。
東京医科歯科大学教養部第二外国語分野(中国語)准教授(2012年―2018年)を経て、2018年4月より現職。

張 和民(ちょう わみん)
中国大熊猫保護研究中心

【プロフィール】
二級教授、博士指導教官
中国パンダ保護研究センター元常務副主任
長きに渡りパンダ保護研究事業に携わる。チームリーダーとして、パンダ人工飼育における三大困難を克服してきた。世界最大のパンダ研究基地を作り上げ、世界で数の最も多い飼育パンダ種群を構築させておき、重要な国内国際協力プラットホームを打ち立てた。そして、飼育パンダの野生化訓練と山林放出の研究を始めた。国内外で120の論文、11冊の著書を発表した。

斉 鳴(さい めい)
日本パンダ保護協会 事務局長

【プロフィール】
2002年10月 日本パンダ保護協会事務局長に就任、ボランティアで携わって今日に至る。

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