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東京都立大学オープンユニバーシティ

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【2231G103】 向田邦子の魅力

受講申込

実施日 2022/12/09 曜日
時間 16:00~17:30 定員 50名
キャンパス オンライン 教室
受講料
3,000円 単位 1 単位

講座の説明

日本の魅力ある博物館・美術館シリーズ
かごしま近代文学館

2021年春期より「日本の魅力ある博物館・美術館シリーズ」講座がスタートしました。北海道から沖縄まで、日本全国の魅力ある個性的なミュージアムとそのコレクションについて、現地からオンラインで講座をお届けしています。今回は鹿児島県鹿児島市のかごしま近代文学館から、向田邦子の魅力を紹介します。

鹿児島市・城山にある鹿児島城の跡地には、現在、博物館や美術館、図書館、交流センターなどの施設が並び、歴史と文化の回廊として「かごしま文化ゾーン」と呼ばれています。1998年、その一角にかごしま近代文学館は開館しました。
平成23年3月にはリニューアルオープンし、常設展示1階「ゆかりの作家たちの情熱」では、海音寺潮五郎、林芙美子、椋鳩十、梅崎春生、島尾敏雄の5人の作家を、2階「鹿児島文学の群像」では、有島武郎、黒田三郎など22人の作家の文学資料や遺愛の品々などを展示、紹介しています。
2階の一室「向田邦子の世界」は、「作品世界」「ライフスタイル」「向田邦子と鹿児島」の3本の柱を軸に向田の残り香に触れられる、そんな世界を演出しています。

平成13年からは、彼女の誕生月である11月に、毎年、企画展を開催し、ライフスタイルを中心とした「向田邦子の装い」、「向田邦子と日々の器」や、向田の作品世界に焦点をあてた「脚本家 向田邦子の顔」「向田邦子の男と女」「向田邦子のW」など、様々なテーマで彼女の多面的な魅力を取り上げました。毎年、この企画展を楽しみに全国各地から多くのファンが訪れます。
また、当館は全国的にも珍しい「かごしまメルヘン館」との複合施設のため、世界の童話や民話、絵本の世界を楽しむこともでき、両館をとおして子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる場所となっています。

講座スケジュール

実施日 講座内容 担当講師
1 2022/12/09(金) 今も多くの人々を魅了する作家・向田邦子は、雑誌「映画ストーリー」の編集者を経て、ラジオドラマ、テレビドラマの脚本家として活躍し、後にホームドラマの「ゴッドマザー」と呼ばれました。1976年以降は、本格的にエッセイも書き始め、初のエッセイ集『父の詫び状』は編集者の間でも絶賛されます。その後、小説の執筆依頼が舞い込みますが、なかなか首を縦に振りませんでした。しかし、ある時、脚本とは違う活字の魅力を知り、連作短編小説「思い出トランプ」の連載を引き受けることになります。細部に向田の経験をかいま見ることが出来る本作は、連載中に「かわうそ」「犬小屋」「花の名前」で直木賞を受賞しました。 本講座では、当館所蔵の向田邦子の関連資料1万2千点の資料をとおして、脚本家、小説家、エッセイストとしての姿を縦軸に、そして、多くの人々を魅了してやまないライフスタイルを横軸として彼女の魅力に迫ります。あわせて、脚本家集団に属していた際に書いた初期の直筆原稿やその頃の関連資料もご紹介します。 井上 育子

備考

【かごしま近代文学館 展覧会情報】
■企画展「向田邦子の家時間~着ること食べること住まうこと~」
会 期:2022年11/16(水)~2023年1/23(月)

■企画展開館25周年記念「かごしま近代文学館 偏愛コレクション&現代作家が紡ぐ鹿児島の物語展」
会 期:2023年1/25(水)~5/22(月)

※高校生は専用ページからお申し込みください。

※高校生の参加は無料です。
※アーカイブ配信(録画)も視聴できます。

講師

井上 育子(いのうえ いくこ)
かごしま近代文学館 学芸員

【プロフィール】
2000年よりかごしま近代文学館かごしまメルヘン館に勤務し、向田邦子を担当。主な展覧会企画として企画展「向田邦子の装い」「向田邦子の男と女」「脚本家 向田邦子の顔」「向田邦子と日々の器」「向田邦子の目」「向田邦子のW」や生誕80年記念特別企画展「向田邦子展~彼女のすべて26のキーワード~」生誕90年記念「くにこのぐるり~向田邦子を作ったもの」などを手がけ、そのほかに関連イベントなども企画する。

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