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東京都立大学オープンユニバーシティ

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【2221T002】 大名の交友関係 ―前橋藩主 酒井忠挙をめぐる人々

開講中止

実施日 2022/07/15 ~ 2022/08/05 曜日
時間 17:30~19:00 定員 15名
キャンパス 飯田橋キャンパス 教室
受講料
7,500円 単位 1 単位

講座の説明

徳川幕府中期の前橋藩主酒井忠挙(ただたか)。彼は、4代将軍徳川家綱のもとで大老を務めた酒井忠清の嫡男です。ただし、父が次の綱吉政権で事実上失脚したために家格を下げ、再び幕府中枢で働くために、幕府に働きかけなければならない立場となっていました。
幕府政治の場では、不遇だった忠挙ですが、家政面においては、譜代の名門酒井雅楽頭(うたのかみ)家の当主、一門の長として、親族に頼られる存在でした。
春の講座に引き続き、その忠挙の書状を整理した「御老中方窺之留」(姫路市立城郭研究室所蔵)を読み解きます。今回は、忠挙の親族関係だけでなく、さまざまな関りを持つ、大名・旗本を取り挙げ、そのネットワークを考えていきましょう。

講座スケジュール

実施日 講座内容 担当講師
1 2022/07/15(金) 男伊達の争いの後始末
町奴幡随院長兵衛と旗本奴水野十郎左衛門成之といえば、歌舞伎や講談で有名な存在です。寛文4年(1664)3月27日に、水野成之が死を賜った際、成之の弟の忠丘(ただおか)も徳島藩主蜂須賀光隆にお預けとなり、元禄元年(1688)7月晦日に許されました。しかし、その後も不遇な状況が続きます。そこに手を差し伸べたのが、酒井忠挙でした。忠挙の妹長姫が、福山藩主水野勝種の正室になっていることから、この件に関わることになったようなのですが…。水野家と忠挙との関係を見て行きます。
福留 真紀
2 2022/07/29(金) 御用頼みの旗本と御城坊主
諸大名と幕府の間を良好な関係を保つのに欠かせない存在が、御用頼みの旗本や御城坊主でした。ここでは、酒井雅楽頭家と幕府を取り持った、太田好敬・保田宗郷・半田景張らの事例を取り上げながら、彼らとの関わりを、具体的に見て行きます。
福留 真紀
3 2022/08/05(金) 酒井雅楽頭家事件簿
藩内や江戸で起きた雅楽頭家に関わる数々の事件を取り上げます
福留 真紀

講師

福留 真紀(ふくとめ まき)
東京工業大学准教授

【プロフィール】
博士(人文科学)。現在、東京工業大学准教授。専攻は日本近世政治史。単書に、『徳川将軍側近の研究』(校倉書房、2006年)、『名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘』(角川学芸出版、2009年)、『将軍側近 柳沢吉保 ―いかにして悪名は作られたか』(新潮社、2011年)、『将軍と側近 ―室鳩巣の手紙を読む』(新潮社、2014年)『名門水野家の復活 ―御曹司と婿養子が紡いだ100年』(新潮社、2018年)、共著に、幕藩研究会編『論集 近世国家と幕府・藩』(岩田書院、2019年)などがある。

福留 真紀

開講中止

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