コンテンツ内容へ移動

東京都立大学オープンユニバーシティ

コンテンツの開始

【2131K004】 芭蕉と『おくのほそ道』の旅 本文と『曽良旅日記』そして踏査から

開講中止

実施日 2021/12/16 ~ 2022/03/17 曜日
時間 13:00~14:30 定員 15名
キャンパス オンライン 教室
受講料
10,100円 単位 1 単位

講座の説明

156日間2000キロに及ぶ長旅のうちで、印象に残ることがらをバランスよくまとめた紀行文が『おくのほそ道』です。旅立ちに「行春や鳥啼魚の目は泪」と詠み、終着大垣では「蛤のふたみにわかれ行秋ぞ」と仕立て「行春」「行秋」と始めと終わりで対にしています。さらに登場する人物は無名の人々で、男性は旅籠の主人や絵師・旧知の老人、女性は少女と遊女・老女を取り上げるなど均衡を考慮した緻密な構成をとっています。同行者の河合曽良の記した『旅日記』とを参照すると、その芸術性に感嘆するばかりです。これまで1人で歩いて踏査した体験と本文の調査から数々の謎が浮かびますが、その幾つかを解き明かします。

講座スケジュール

実施日 講座内容 担当講師
1 2021/12/16(木) 『旅日記』で「三月二十七日」の旅立ちを「三月二十日」と記したわけ。 杉田 美登
2 2022/01/13(木) 日光での名句「あらたふと青葉若葉の日の光」の初案は、既に室の八島で詠まれていた事実。 杉田 美登
3 2022/02/17(木) 平泉で高館、光堂、泉城、月山を巡り『旅日記』の時間内で踏査が可能なわけ。三度訪ねて納得。 杉田 美登
4 2022/03/17(木) 市振で伊勢参宮する新潟の遊女との邂逅はフィクションではなく事実。 杉田 美登

講師

杉田 美登(すぎた よしのり)
東京都立産業技術高等専門学校名誉教授

【プロフィール】
小学生の時に近世文書に関心を持つ。
大学、および大学院前期後期中に多くの教授に感銘を受ける。書家の青山杉雨に4年間師事。萩原恭男に大学、院時代より指導を受け今日に至る。研究テーマ「連歌俳諧の研究」は萩原の師中村俊定より提示されたもの。大学院で指導教授飯田正一の指導を仰ぐ。
平成元年より22年まで新潟県上越市史をはじめ、町村史の編さんの文化面に参加して学んだ地誌・政治・経済・文化などは連句の解釈に役立てている。『妙高山雲上寺、法蔵院日記』全3巻(1,886頁・1712年から1867年まで))の翻刻に参加し、繰り返した読み合わせで、諸分野の研究の知識に甘受する。
萩原恭男の供をして、昭和47年より平成15年まで、『おくのほそ道』『更科紀行』『鹿島紀行』『笈の小文』『嵯峨日記』の実地踏査に同行し、平成5年から1人徒歩による『おくのほそ道』『鹿島紀行』実地踏査を継続。
芭蕉の足跡踏査を維持と健康維持のため週2~3回10キロ程度のジョギングを継続。

杉田 美登

開講中止

<<講座一覧に戻る