コンテンツ内容へ移動

東京都立大学オープンユニバーシティ

コンテンツの開始

【2111G101】 宇宙と人類 果てしなき宇宙―その深淵を探求する

受付終了

実施日 2021/04/17 ~ 2021/06/26 曜日
時間 13:30〜15:00 ※6月2日 及び 6月18日は、18:30〜20:00です。 定員 80名
キャンパス その他 教室
受講料
16,000円 単位 2 単位

講座の説明

『宇宙と人類』
果てしなき宇宙―その深淵を探求する
東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン スペシャル講座を開講いたします。オンラインならではの特性を活かし、全国の様々な研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。
初回は『宇宙と人類』をテーマに、8回シリーズの講義をお届けします。3ヶ月に渡る長期の講座ですが、宇宙物理学から哲学・アートまで宇宙に関わる様々な研究を紹介、受講者の皆様に堪能していただければ幸いです。
宇宙について考えてみたことはありますか。おそらく、ほとんどの方がなんらかの形で『宇宙』について関心を持たれたことがあるのではないでしょうか。宇宙人、宇宙の果て、銀河、惑星、彗星、ブラックホール、ダークマター、ビックバン、スーパーフレア、など宇宙にかかわる事象は極めて興味深いものです。地球の誕生や人類の誕生にも大きな影響を及ぼしたとされる宇宙は、人類にとって常に畏怖されるものであり、はてしなき夢でもあり、壮大かつ永遠の研究テーマでもあります。
昨年12月に、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」から物質(黒い砂粒)を持ち帰ったことは記憶に新しいことですが、JAXA宇宙科学研究所では今後本格的な分析・研究が開始されます。また「はやぶさ2」の姉妹ミッションである「NASA OSIRIS-Rex」も2020年10月にサンプル取得に成功、さらにNASAの火星探査機「Mars 2020 Perseverance」も昨年7月に打ち上げられ、今年2月に着陸成功が見込まれます。宇宙探査新時代の到来とも言われ、今後も日本を含め、各国の様々な探査活動による新発見や、学説の証明などへの貢献が期待されます。
今回のオンライン スペシャル『宇宙と人類』では、その興味深い宇宙をテーマに、人類との関りを様々な視点から紹介します。宇宙物理学から哲学・アートまで、様々な分野の専門の先生方・研究者に登壇してたいただき、8回に渡ってシリーズで講義を実施します。JAXA宇宙科学研究所、国立天文台、京都大学、大阪大学、東京都現代美術館、本学の教員はじめ、それぞれの専門家が、オンラインで講義を実施します。
本講座で、宇宙の魅力を堪能していただければ幸いです。十分にお楽しみ下さい。

講座スケジュール

実施日 講座内容 担当講師
1 2021/04/17(土) 宇宙物理学への招待
宇宙像は時代とともに変わってきましたが、現在でも研究の進展により、宇宙の新たな姿が解き明かされています。宇宙の解明には宇宙物理学が⼤いに貢献していますが、当講義では最新の理論や観測に基づいて、宇宙の歴史やブラックホールなどの極限天体現象について解説します。
藤田 裕
2 2021/04/24(土) 宇宙科学最前線2021
JAXA宇宙探査にとって2020年は大きな成果年でした。惑星探査機「はやぶさ2」は小惑星リュウグウからの物質サンプル採取に成功 12月に帰還、生命惑星誕生の理解進展が期待されます。金星探査機「あかつき」による金星探査、火星衛星サンプル帰還計画など、JAXAの最新の活動も紹介します。
藤本 正樹
3 2021/05/15(土) 超小型衛星の挑戦
現在超小型衛星は益々の隆盛を見せ、今後の打上数は激増すると予想されています。その中で宇宙探査に向けては超小型衛星はどうあるべきか、超小型衛星ならではの特性とは何かについて、宇宙システム工学の見地から紹介。高校物理の延長で理解できる「軌道力学」についても解説します。
佐原 宏典
4 2021/05/22(土) 宇宙と生命 生命の起源
有機宇宙化学を専門として研究。宇宙における有機分子の進化から生命の起源や地球外生命の存在について解き明かそうとしています。「はやぶさ2」やその次の「火星衛星探査計画(MMX)」が持ち帰るリターンサンプルの分析の話題を含め、宇宙物質と生命誕生との関わりについて考えます。
菅原 春菜
5 2021/06/02(水) 宇宙と⽣命 地球外⽣命
近年、地球とよく似た系外惑星も発見されており、人類が21世紀中に地球以外の星で生命を見つける可能性も十分にあると言われています。地球外生命は人類のような生命体なのか、はるかに進化した生命体なのか、地球上における生命誕生の謎と地球外生命存在の可能性に迫ります。
縣 秀彦
6 2021/06/12(土) 宇宙人類学の挑戦~見知らぬものと出会う~
文化人類学者で京都大学宇宙総合学研究ユニットでも研究。「宇宙人とのコミュニケーション」を題材に、(1)我々はなぜ宇宙人という奇妙な他者を想像するのか、(2)現実に宇宙人とのファーストコンタクトがあった場合、どのようなコミュニケ-ションが可能か、について考えます。
木村 大治
7 2021/06/18(金) 宇宙の倫理学~人は宇宙に進出すべきか~
専門分野は哲学で、科学技術のもたらす変化を通して「人間とは何か」を考え直す研究を行っています。2015~17年度に京都大学で、宇宙開発の倫理的問題に関する研究に従事しました。本講義では、「人は宇宙に進出すべきか?」という問いを中心に、「宇宙倫理学」の議論を紹介します。
呉羽 真
8 2021/06/26(土) 宇宙×芸術
テクノロジーと芸術の協働をテーマに研究と実践を重ね、JAXAの協力を得て「ミッション:フロンティア」(2004)や「ミッション[宇宙×芸術]コスモロジーを超えて」(2014)ほかを企画、国際宇宙ステーション『きぼう』における宇宙芸術ミッションをはじめ、多数の試みを展示。本講義では宇宙をテーマにした芸術の流れと展望を紹介します。
森山 朋絵

備考

本講座に関係する著作
『ミッション「宇宙×芸術」』
森山 朋絵 著作
『CanSat 超小型模擬人工衛星』
佐原 宏典 共著
『宇宙人類学の挑戦』
木村 大治 共著
『見知らぬものと出会う』
木村 大治 著作
『宇宙には、だれがいますか?』
縣 秀彦 編集
『地球外生命は存在する!』
縣 秀彦 著作
『人類はなぜ宇宙へ行くのか』
呉羽 真 共著
『宇宙倫理学』
呉羽 真 共著

※高校生の参加は無料です。8回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
※高校生は専用ページからお申し込みください

講師

藤田 裕(ふじた ゆたか)
東京都立大学理学部物理学科 教授

【プロフィール】
京都大学大学院人間・環境学研究科修了。国立天文台助手、大阪大学大学院理学研究科准教授を経て、現在東京都立大学大学院理学研究科教授。専門は理論宇宙物理学、高エネルギー宇宙物理学。日本天文学会欧文研究報告論文賞、日本物理学会論文賞受賞。

藤田 裕

藤本 正樹(ふじもと まさき)
JAXA宇宙科学研究所 教授(副所長)、東京大学大学院 併任教授

佐原 宏典(さはら ひろのり)
東京都立大学システムデザイン学部航空宇宙システム工学科 教授

【プロフィール】
東京大学大学院工学系研究科博士後期課程修了。博士(工学)。航空宇宙技術研究所(現・JAXA)特別研究員、東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻産学官連携研究員を経て、平成20年度より現職。超小型衛星を始めとする革新的宇宙システムの創出とその利用法の開拓によって「未来の宇宙を創造する」ことに従事。

佐原 宏典

菅原 春菜(すがはら はるな)
JAXA宇宙科学研究所 特任助教

縣 秀彦(あがた ひでひこ)
国立天文台 准教授、綜合研究大学院大学 准教授

木村 大治(きむら だいじ)
京都大学 名誉教授

呉羽 真(くれは まこと)
大阪大学大学院基礎工学研究科 特任助教

森山 朋絵(もりやま ともえ)
東京都現代美術館 学芸員、東京藝術大学非常勤講師・早稲田大学表現工学科非常勤講師

受付終了

<<講座一覧に戻る