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首都大学東京オープンユニバーシティ

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【1931Z001】 映画における俳優演出を考える

受付終了

実施日 2019/11/07 曜日
時間 19:00~20:40 定員 70名
キャンパス 飯田橋キャンパス 教室
受講料
1,000円 (入会金不要) 単位 0 単位

講座の説明

映画を見ていると、ある人物、俳優の佇まい、その表情や身ぶり、声に心揺さぶられる瞬間があります。たんに演技が上手い、説得力があるということではなく、そうした演技の巧拙や心理的な論理を超えたところで、存在そのものが露呈するような瞬間です。そうした瞬間を生々しくとらえ、映し出すところに、映画の根源的な魅力のひとつがあるのではないかと思います。
しかし、そうした瞬間はいかにして生まれるのでしょうか? 映画監督たちは、そうした瞬間をとらえるためにどのような工夫をしてきたのでしょうか? 単純なようで、難しい問題でもあります。演出の結果として、画面上の演技があるわけですが、演出そのもの、そのプロセスは必ずしも画面に映り込んでいるわけではないからです。
この講座では、フランス映画を代表する巨匠であるジャン・ルノワール(印象派の画家オーギュスト・ルノワールの息子でもあります)やロベール・ブレッソン、日本映画の巨匠小津安二郎、そして現代日本映画の新鋭濱口竜介などの監督の演出方法を具体的に紹介しつつ、そうした問題について考えてみたいと思います(扱う監督は変更になることもあります)。とりわけ声の演出、本読みという方法に着目してみたいと考えています。声というのは、それじたい生々しい何かであり、生々しい瞬間をもたらす最良の手段となるからです。

講座スケジュール

実施日 講座内容 担当講師
1 2019/11/07(木) 角井 誠

備考

プレミアム講座は首都大学東京教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただくよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。

講師

角井 誠(すみい まこと)
首都大学東京准教授 人文社会学部

【プロフィール】
首都大学東京人文社会学部准教授。1982年生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学、パリ第1大学博士課程修了。専門は、フランス映画を中心とした映画研究。主な論文に「ルノワール・タッチ――『スワンプ・ウォーター』における俳優演出」(『映像学』91号)、主な共著に『映画を撮った35の言葉たち』(フィルムアート社、2017年)、主な訳書に『彼自身によるロベール・ブレッソン』(法政大学出版局、2019年)などがある。

角井 誠

受付終了

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