コンテンツ内容へ移動

首都大学東京オープンユニバーシティ

コンテンツの開始

【1931T006】 原文で愉しむ『江戸名所図会』 ー徳川吉宗がつくった4つの名所を探るー

受講申込

実施日 2019/11/28 ~ 2019/12/19 曜日
時間 18:30~20:00 定員 30名
キャンパス 飯田橋キャンパス 教室
受講料
10,000円 単位 1 単位

講座の説明

『江戸名所図会』は神田雉町の町名主齋藤幸雄・幸孝・幸成の三代が編さんした地誌です。天保5年(1834)および天保7年に出版されると大評判となり名所図会ブームを巻き起こしました。本講座では木版摺の原本を教材化して、吉宗が開いた4つの花の名所、飛鳥山・御殿山・隅田堤と中野の桃園について解説します。詳細な図像を絵解きし、また木版に記されたテクストを読解して、原文で読む愉しさを味わいたいと思います。

講座スケジュール

実施日 講座内容 担当講師
1 2019/11/28(木) 崖線にひろがる桜の名所・飛鳥山 / 来年、徳川吉宗によって桜が植樹されてから300年目を迎える飛鳥山。花見の仮装や茶番劇でも有名な花の名所はいかにつくられたのか。将軍御膳所・金輪寺や王子権現との関わりの中で解説いたします。 石倉 孝祐
2 2019/12/05(木) 江戸湾を臨む桜の名所・御殿山 / 幕末維新期、幕府の海防政策によって大きく形状が改変された御殿山。その、かつての姿を地形分析や浮世絵等の絵画資料も交えてご紹介いたします。 石倉 孝祐
3 2019/12/12(木) ウォーターフロントに沿って花開いた隅田堤 / 桜の名所・隅田堤。吉宗は、将軍御膳所であった木母寺周辺の修景とともに、隅田堤の補強も兼ねて花見の名所を形作りました。将軍御成御殿の機能も交えてその歴史を展望します。 石倉 孝祐
4 2019/12/19(木) 巨大犬小屋跡につくられた桃の名所 中野の桃園 / 中野の地は、かつて「生類憐みの令」を発布した5代徳川綱吉によって、大規模な犬の養育施設「お囲い」が作られた場所でした。「お囲い」停廃後、鷹狩りを復活した吉宗は、当地を桃の名所として整備しました。地域の大きな変遷のあとをたどってみたいと思います。 石倉 孝祐

備考

※テキストは、原文とともに翻刻文も添えたものを講師が用意します。また、これまで江戸時代の版本に触れたことがない方でも十分に理解できる内容です。

講師

石倉 孝祐(いしくら たかすけ)
北区飛鳥山博物館学芸員 神奈川大学・國學院大學兼任講師

【プロフィール】
東京都生まれ。1998年より北区飛鳥山博物館学芸員。歴史表象論の立場から近世・近代の地域史研究に従事している。最近、担当した企画展に、『徳川家光と若一王子縁起絵巻』(2018)、『浮世絵の愉しみ』(2017)『日本・ベルギー友好150年 近代工業化のルーツ 滝野川反射炉展』(2016)がある。

石倉 孝祐

受講申込

<<講座一覧に戻る