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首都大学東京オープンユニバーシティ

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【1931T004】 江戸城 大奥と奥女中 ~徳川政権を支えた女性たち~

受付終了

実施日 2019/10/19 ~ 2019/11/09 曜日
時間 13:00~14:30 定員 25名
キャンパス 飯田橋キャンパス 教室
受講料
10,000円 単位 1 単位

講座の説明

徳川将軍家の後宮としての大奥というと、将軍の寵愛を競う女たちの争いの場として、テレビや映画などによりイメージづけられてきました。それは大奥の一側面にすぎず、他にも 徳川政権を支える重要な役割を担っていました。
今回の講座では江戸城大奥の基本として、研究史や規則、図面から見る大奥の構造、奥女中たちが担った奥向の役割、奥女中制度と奉公した女性の視点を抑えていきます。

講座スケジュール

実施日 講座内容 担当講師
1 2019/10/19(土) 大奥とは / 「大奥」という言葉の定義から入り、明治から昨年までの大奥研究史の流れを見ていきます。大奥の研究は昭和期では停滞し、平成期に活発になります。その理由を大奥法度である規則から探ると共に、その閉鎖性についても確認し、次回の構造へと移っていきます。 畑 尚子
2 2019/10/26(土) 江戸城大奥の構造 / 江戸城全体の配置、本丸御殿の構造、本丸大奥の構造と三段階に見ていきます。本丸御殿は表・奥・大奥と分かれており、大奥は御殿・長局・広敷と分かれていることを説明し、その境界を探ると共に、いくつか特徴のある部屋について説明をします。初期の図面との比較も行います。 畑 尚子
3 2019/11/02(土) 奥向と表向 / 図面で確認した表・奥の境と、表向・奥向の定義を最新の研究成果を交えて解説します。奥向の三つの役割(1)世継ぎを産み養育する(2)贈答儀礼を中心とする交際(3)法事・祈祷など寺社に関することを具体的に説明し、内願を取り持つ役割にも触れます。 畑 尚子
4 2019/11/09(土) 奥女中制度 / 奥女中の職制、職制ごとの役割、人数など基本をおさえます。働く女性の視点から、奉公に出る理由や辞める理由、「奥女中出世双六」などから職場としての大奥を見ていきます。具体的な人物も挙げて、奉公の持つ意味について現代と照らし合わせて考えます。 畑 尚子

講師

畑 尚子(はた ひさこ)
國學院大學非常勤講師

【プロフィール】
博士(歴史学)。元江戸東京博物館学芸員。専攻は日本近世史。特に江戸時代の大奥や奥女中の研究で著名。NHK歴史ヒストリアなどにもコメンテーターとして出演。幕末に大奥で活躍した徳川13代将軍 家定の正室 天璋院篤姫と薩摩藩との関係などを描いた『幕末の大奥―天璋院と薩摩藩(岩波新書)』など著作多数。2018年3月『島津家の内願と大奥:「風のしるへ」翻刻(同成社)』を上梓。

畑 尚子

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