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【1931K001】 芭蕉と『おくのほそ道』の旅 『おくのほそ道』の章、表現方法で読者に伝えたい心情

満員御礼

実施日 2019/10/18 ~ 2020/01/16 曜日 木,金
時間 13:00~14:30 定員 20名
キャンパス 飯田橋キャンパス 教室
受講料
10,000円 単位 1 単位

講座の説明

先に芭蕉は『笈の小文』で、次のように述べています。「紀行文は紀貫之・鴨長明・阿仏尼などの名文以来、みな似通ったものとなり、今日もそこから抜け出せないでいます。中国の詩人、黄山谷・蘇東坡に見られる新し味、珍しさがなければ、紀行文を書くに値しません。さて、わたし芭蕉は心に残る所々を書き留めましたが、酔っ払いの出任せ・寝言とみなして聞き流してください。」と並々ならぬ自信のほどを伺わせています。自らの人生観・未知の人との出会い・悠久の自然や歴史に包まれた歌枕などに対峙し、その高ぶる感情を如何に読者に伝えようとしているのでしょうか。さまざまな文飾を用いて訴え続ける繊細な心を『おくのほそ道』の章から探り、一人で歩いた体験を交えて読み進めます。

講座スケジュール

実施日 講座内容 担当講師
1 2019/10/18(金) 「序章」と書簡からみた芭蕉の旅と草庵付近 杉田 美登
2 2019/11/21(木) 畏敬の念を抱く僧可伸、友人等窮と「須賀川」への道程 杉田 美登
3 2019/12/19(木) 千歳の記念「壺の碑」に泪する芭蕉の感動と多賀城界隈 杉田 美登
4 2020/01/16(木) あこがれ続けた歌枕「松島」とその道程 杉田 美登

講師

杉田 美登(すぎた よしのり)
東京都立産業技術高等専門学校名誉教授

【プロフィール】
小学生の時に近世文書に関心を持つ。
大学、および大学院前期後期中に多くの教授に感銘を受ける。書家の青山杉雨に4年間師事。萩原恭男に大学、院時代より指導を受け今日に至る。研究テーマ「連歌俳諧の研究」は萩原の師中村俊定より提示されたもの。大学院で指導教授飯田正一の指導を仰ぐ。
平成元年より22年まで新潟県上越市史をはじめ、町村史の編さんの文化面に参加して学んだ地誌・政治・経済・文化などは連句の解釈に役立てている。『妙高山雲上寺、法蔵院日記』全3巻(1,886頁・1712年から1867年まで))の翻刻に参加し、繰り返した読み合わせで、諸分野の研究の知識に甘受する。
萩原恭男の供をして、昭和47年より平成15年まで、『おくのほそ道』『更科紀行』『鹿島紀行』『笈の小文』『嵯峨日記』の実地踏査に同行し、平成5年から1人徒歩による『おくのほそ道』『鹿島紀行』実地踏査を継続。
芭蕉の足跡踏査を維持と健康維持のため週2~3回10キロ程度のジョギングを継続。

杉田 美登

満員御礼

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